眉アートメイクの4Dについて|2D・3D・6Dの違いも解説

本記事は、医療アートメイクの臨床経験を持つ石橋 夏希が、専門的知見に基づき監修しています。
毛並みとパウダーを組み合わせた4D眉アートメイク。
密度ある自然な立体感を再現する施術法として、現在は多くのクリニックで採用されています。
4D眉アートメイクとは
4D眉アートメイクは、毛並みを一本ずつ描くストローク技術に、パウダーで陰影を加えるグラデーション技術を組み合わせた施術です。
3Dで表現する毛の流れと、2Dで再現するメイクのような柔らかさを融合させることで、平面的になりやすい眉に奥行きと密度を与えられます。
現在では多くのクリニックで標準的な施術法として採用されており、肌タイプを選ばないことから人気の施術法となっています。
仕上がり
施術後1〜2週間ほどで色素の定着が落ち着きはじめ、1ヶ月前後で自然な仕上がりになります。
- 女性
-
軽くメイクをしているかのような形や濃さが整った眉毛に仕上がる
- 男性
-
生まれつき眉が濃く、しっかりとしているような、自然で力強い眉毛に仕上がる
女性だけでなく、パウダーのニュアンスを調整すれば男性であっても自眉に自然になじみます。
色もち
4D眉アートメイクの色持ちは通常1〜3年です。
この施術は2つの施術法を組み合わせるため、単独よりも色素が定着しやすく、色素の密度が高まることで比較的長持ちする傾向にあります。
ただし、持続期間は個人の体質やライフスタイルによって異なります。
リタッチの目安
リタッチの目安は、半年〜1年程度が一般的です。
眉アートメイクは時間の経過とともに薄くなっていくため、デザイン完成後の状態をキープするためにはリタッチが欠かせません。
部分的に色が抜けたり、型崩れなどが気になりはじめたタイミングで検討するのがおすすめです。
施術について
カウンセリングからデザインの決定、施術までにかかる時間はおおよそ2時間ほどです。
施術中は麻酔を使用するため、針で触れられる感覚はあっても、強い痛みを感じることはほとんどありません。
また施術直後から1週間程度はダウンタイムがあり、軽い赤みや腫れが出る場合があります。
この期間の直後から数日間は、一時的に仕上がりイメージよりも眉が濃く・太く見えることもあります。
4Dと2D・3D・6Dの違い
眉アートメイクには、4Dだけでなく、表現したい仕上がりや自眉や肌質に合わせて2D・3D・6Dといったさまざまな施術法が存在します。
なお、「D」はDimension(寸法・立体)を意味し、前に付く数字が増えると立体感が増すとされています。
2D(パウダー眉)
2D(パウダー眉)は、パウダーで描いたようなふんわりとした眉に仕上げる施術法です。
アイブロウパウダーやペンシルでメイクしたかのような、均一な濃さで整った印象の眉を再現します。
このため以前はのっぺりとした印象になりがちでしたが、最近では眉頭から眉尻にかけてグラデーションをつけることで自然な陰影の表現が可能です。
3D(毛並み眉)
3D(毛並み眉)は、眉毛の流れに合わせて一本一本線を描き、リアルな毛並みを再現する施術法です。
毛量に関わらず自然な眉に仕上がりますが、施術者の技術力によってその完成度が大きく左右されます。
色素の入れ方が浅すぎると定着しにくく、逆に深すぎるとにじむ可能性があるため注意が必要です。
6D(最新毛並み眉)
6D(毛並み眉)、3Dをアップデートした施術法です。
より細かく複雑な線を描くことで、眉にさらなる立体感を生み出せるとされています。
4Dのようにパウダーとのミックスもできるので、6Dをベースにした毛流れとグラデーションを両立させられます。
ただし、特定のクリニックのみで提供している独自技術となり、一般的なアートメイククリニックでは受けられません。
4Dを選ぶ上で知っておきたいこと
4D眉アートメイクは技術的に完成度の高い施術法ですが、クリニック選びや施術を受ける際にはいくつか押さえておきたいポイントがあります。
費用や施術法の特性、施術者による仕上がりの違いなど、事前に知っておくことで後悔のない選択がしやすくなります。
クリニックごとで呼び方がさまざま
4D眉アートメイクは、クリニックによってさまざまな名称で呼ばれることがあります。
- コンボ
- ミックス
- ハイブリッド など
この他にも独自のネーミングが使用されることもあります。
名称が変わっても、毛並みとパウダーを併用するという基本的な技術や仕上がりのイメージは変わりません。
他の施術法よりも割高
一般的には、4D > 3D > 2Dの順番で費用が高くなります。
とくに4Dは他の施術法にくらべて工程が多く、技術の精度も求められるため、費用がやや高めに設定される傾向があります。
8万〜20万円前後(2回セット/指名料を除く)
価格帯には施術者の経験やデザイン力も反映されるため、費用の幅は施術法そのものの違いだけでなく、アーティストのランクによっても生じます。
最新技術=良いではない
アートメイクの技術は日々進化していますが、必ずしも「新しい=最適」というわけではありません。
技術が新しくても見た目が大きく変わるわけではないため、自眉の残り方や肌の状態から希望するデザインなどに合う施術法を施術者と一緒に見極めることが大切です。
施術者の技術力に左右されやすい
4D眉アートメイクは、線の細さや色の入れ方、ぼかし方のわずかな違いでも、眉の立体感や自然さに差が出ることがあります。
これは施術者ごとの技術の精度やデザインの方向性といった違いが、仕上がりに影響するためです。
こうした違いを踏まえ、クリニックの知名度よりも施術者の症例写真を参考に、理想に近い仕上がりを得意とするアーティストを選びましょう。
まとめ
4D眉アートメイクは、現在の眉アートメイクの主流のひとつです。
しかし、同じ4Dであっても価格設定やデザインの方針、仕上がりの印象は施術者によって異なります。
どんな仕上がりにしたいかを基準に、他の施術法も含めて比較しながら、自分に合った方法と担当アーティストを選びましょう。
