アートメイクとタトゥー・刺青(入れ墨)|医療とボディアートの違い

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本記事は、医療アートメイクの臨床経験を持つ石橋 夏希が、専門的知見に基づき監修しています。

タトゥー・刺青は半永久的に皮膚に色素が残り続けるため、老化などの影響でデザインが歪んだり、ぼやけたりします。
アートメイクも同じく皮膚に色素を入れますが、ごく浅い層にとどめることで薄くなるため、その時々のライフステージに合わせたデザインに調整できるのが特徴です。

目次

アートメイクとタトゥー・刺青の違い

アートメイク

アピアランスケア(外見のケア)

タトゥーや刺青

ボディアート

タトゥーや刺青は、文様・文字・絵柄を彫ることに特化した技術で、顔や体のパーツの自然な見た目を再現するアートメイクとは別物です。

持続期間

アートメイクは表皮から真皮の浅い層にかけて色素を入れるため、肌のターンオーバーやライフスタイルによって1〜3年で徐々に薄くなります。

より深い真皮層まで針を入れるタトゥーや刺青は自然に消えることはなく、半永久的に肌に残ります。

ただしアートメイクも、真皮層に入った一部の色素はタトゥー化して肌に薄っすらと残るため、完全に消えて元の状態に戻ることはありません。

アートメイクの色について

アートメイクの針について

アートメイクは一生消えないのかについて

施術環境

アートメイクは医療行為に当たるため、施術は医師が常駐するクリニックに限定されます。

医療機関以外での提供は違法行為として罰則の対象になることから、タトゥーや刺青とは明確な線引きがあります。

痛み

医療用麻酔を使用できないタトゥーや刺青は、皮膚に針を刺す痛みを直接伴います。

痛みで体が動いてしまうと意図しない場所に色素が入るリスクがあるのに対し、アートメイクは麻酔でコントロールすることでミリ単位の調整を可能にしています。

アートメイクの痛みについて

日常生活への影響

アートメイクはアピアランスケア(外見のケア)を目的としているため、タトゥーや刺青のように公衆浴場やプールなどの施設利用を制限されることはありません。

社会的な偏見の対象になることもなく、就職や仕事など社会生活で不利に働くといった心配も不要です。

〇〇メイクや〇〇タトゥーなど類似行為に注意

サロンや美容室、マンションの一室などで、タトゥーやメイクと称して施術を提供している個人や業者も存在しています。

名称を変えてもメイク部位に施術する以上、タトゥーや刺青ではなく、アートメイク(医療行為)です。

健康被害の報告もあるため、SNS等での見栄えの良いデザインに惹かれて安易に利用し、トラブルに巻き込まれないよう注意しなければなりません。

[参考:国民生活センター|アートメイクの危害]
(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000223vo-att/2r9852000002242i.pdf)

[参考:厚生労働省|美容所等におけるアートメイク施術について]
(https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001624504.pdf)

アートメイクとタトゥー・刺青(入れ墨)のまとめ

タトゥーや刺青とアートメイクは利用目的が全く異なる技術です。

顔や体に長期的に色素が残るため、将来的なメンテナンスや万が一のアフターフォローを含め、必ず医療体制の整った医療機関(病院・クリニック)を選んでください。

よくある質問

眉のタトゥーをアートメイクで自然に直せますか?

タトゥーは色素が皮膚の奥深くに入っており、残っている色素の状態によっては除去治療が必要になります。

単にアートメイクでカバーアップ(上書き)することはできないケースもあるので、現在の状態の確認のためにも医療機関にご相談ください。

眉毛アートメイクについて

アートメイクの除去について

アートメイクをタトゥーのように消えないよう仕上げられますか?

アートメイクは皮膚のごく浅い層に色素を入れる技術のため、タトゥーのように半永久的に残すことはできません。

将来的な皮膚の変化(たるみやシワ)に合わせて修正できるメリットもあるため、薄くなることを前提に検討してください。

石橋 夏希
医療アートメイクアーティスト / 看護師
Besecure専属の監修者です。

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