アートメイク当日の準備と注意点|不安にならないためのチェックリスト

本記事は、医療アートメイクの臨床経験を持つ石橋 夏希が、専門的知見に基づき監修しています。
アートメイクは、当日のコンディションによっても左右されやすいです。
余計なトラブルを防ぐためにも、体調管理などの事前準備が欠かせません。
当日の準備ポイントをまとめているので、施術を受ける際の参考にしてください。
当日の服装と持ち物
アートメイク当日は、どんな服を着ていくかと何を持っていくかによって施術中の快適さや施術後の過ごしやすさが変わります。
服装のポイント
施術当日は、以下のような服装が望ましいです。
- 前開きのシャツや首元が広いトップス
- 汚れが目立たない色の服(白や高級素材は避ける)
- ゆったりした締め付けのない服
アートメイクの施術は2時間前後が目安になるので、長時間でもリラックスできるラフな服装が適しています。
また首元が広い服なら帰宅時に脱ぐ際も患部に擦れにくく、施術部位に余計な刺激を与えずに済みます。
持参しておきたいアイテム
当日持参しておきたいアイテムは以下のとおりです。
- 希望するデザインの参考画像
- 前髪ピン・ヘアバンド
- マスク
- 日傘や帽子
- メガネ
参考画像があると、仕上がりのイメージを施術者に正確に伝えやすくなります。
そのほかのアイテムは、施術後のデリケートな患部を外部刺激から守るのに役立ちます。
なお、アイラインアートメイクは施術後にコンタクトをつけられないため、メガネを準備しておくと安心です。
当日に控えるべき行動
アートメイク当日は避けたほうがよい行動があります。
ちょっとした習慣でも、仕上がりや施術後の回復に差が出ることがあるためです。
アルコールとカフェイン
施術当日は飲酒とカフェインの摂取を控えましょう。
- 各種アルコール類
- コーヒー、紅茶、緑茶
- エナジードリンク
これらは血行や代謝を上げるため、施術部位の出血や腫れ、赤みのリスクが高まり、色素が定着しづらくなります。
また痛みを感じやすくなったり麻酔の効きが悪くなる場合もあるため、前日から控えておくと安心です。
喫煙
できることなら禁煙が望ましいですが、少なくとも当日はタバコや電子タバコを控えましょう。
喫煙は血流を悪化させ、色素の定着が悪くなるだけでなく、施術による傷の治癒を遅らせる可能性があります。
サウナや激しい運動
以下の行為は施術当日から数日間控える必要があります。
- 激しい運動
- サウナ、岩盤浴
- 長時間の入浴
これらは肌のターンオーバーや発汗を促し、色素の定着不良や仕上がりの悪化の原因になりがちです。
また身体が温まると腫れや赤みが増したり、傷口から雑菌が侵入すると感染リスクも高まります。
メイク
施術当日のメイクは普段どおりで問題ありません。
いつもの雰囲気を見ることで、施術者が好みやデザインの傾向を把握しやすくなります。
ただし色が強く残るコスメは施術部位によって推奨されない場合があるため、部位ごとの施術ルールを守るようにしましょう。
部位別の当日注意点
アートメイクは施術する部位によって当日の注意点が変わります。
それぞれの特徴に応じた準備や気をつけるポイントを確認しておくと、施術までがスムーズです。
眉毛アートメイク
当日は眉毛の自己処理(剃る・抜く・脱色)はせず、自然な状態で施術を受けるのが一般的です。
自己処理をすると肌に小さな傷や炎症が起き、施術時に刺激や色素の定着不良につながることがあります。
普段どおりに眉毛を描く程度なら問題ありませんが、眉ティントやマスカラなど色が強く残るものは当日には向きません。
リップアートメイク
唇に乾燥や皮むけがあると色素の定着に影響することもあるため、事前に十分に保湿して整えておくと仕上がりが安定しやすくなります。
また、口紅やグロスなどリップメイクは控えましょう。
とくにリップティントのように色が残りやすいコスメは、施術の妨げになるため当日は不向きです。
アイラインのアートメイク
施術当日はアイラインやマスカラ、アイシャドウなど、目元のメイクはせずにすっぴんの状態が基本です。
メイクが残ってしまうと色素が入りにくくなり、仕上がりにも影響します。
まつ毛エクステやつけまつげについても施術の妨げになり、衛生面でのリスクも高まるため 事前に外しておくのが安心です。
ヘアライン・頭皮アートメイク
施術当日にヘアカラーやパーマを行うと、頭皮への刺激がアートメイクに影響することがあるため避けなければなりません。
整髪料やヘアオイルなどもつけず、洗髪後の清潔な頭皮で施術を受けるようにしましょう。
カラーやパーマは施術後もしばらく控えることになるので、予定がある場合は事前に済ませておきましょう。
当日の体調チェック
施術当日の体調に不安がある場合、予定通りに施術を進めても経過に影響する可能性があります。
- 睡眠不足、二日酔い、極度の疲労
- 生理前後や生理中
- 発熱(37.5度以上)、咳、鼻水、のどの痛み
- 下痢や嘔吐などの消化器症状
- 施術部位の炎症、ニキビ、発疹、腫れなどの皮膚トラブル など
これらの体調変化がある場合、当日は施術を見送り、体調が安定してから受けるのが望ましいです。
アートメイク当日のまとめ
アートメイクを受ける当日は、身だしなみや体調へのちょっとした配慮が仕上がりにつながります。
クリニックごとに細かな指示がある場合もあるので、他にも不安な点があれば事前に確認してから当日を迎えましょう。
