アートメイクのダウンタイム|1週間の過ごし方と影響

本記事は、医療アートメイクの臨床経験を持つ石橋 夏希が、専門的知見に基づき監修しています。
アートメイクを受けた後には、必ずダウンタイムが訪れます。施術後は生活に一部制限がかかるため、仕事や外出予定に影響がないか心配される方も少なくありません。このページでは、ダウンタイムの期間や経過、注意点について詳しく解説します。
アートメイクのダウンタイムについて
アートメイクのダウンタイムは施術によって傷ついた皮膚が自然に回復し、色素が肌に定着するまでの期間を指します。
この時期は施術部位が外部刺激に弱くなり、赤みや腫れなど一時的な症状が出るのが一般的です。
ダウンタイムの期間
ダウンタイムの平均期間はおよそ1週間です。
期間には個人差があり、3〜4日で落ち着く方もいれば、2週間ほどかかるケースもあります。
年齢や肌質、生活習慣によっても肌の回復スピードは異なり、とくに乾燥肌や敏感肌の方は回復に時間がかかる傾向があります。
時期別の経過と症状
アートメイクのダウンタイムでは、日ごとに肌の状態が変化していきます。
以下は、一般的な目安である1週間の回復経過です。
施術直後から2日目までは急性期とされ、もっともデリケートな状態で症状が目立ちやすい時期です。
- 赤み
- ひりつきや痛み
- 軽度の腫れや盛り上がり
これらの症状は数時間から数日で治まるのが通常で、一時的な反応として自然な経過となります。
2〜4日目に入ると、施術部位に変化が現れます。
- かさぶたの形成が始まる
- 一時的に色が濃く見える
- かゆみを感じることがある
見た目が気になる時期ですが、むやみに触ると色素が抜ける原因になるため注意が必要です。
ダウンタイムの終盤にあたる5〜7日目は施術部位の状態が安定し、気になっていた症状も落ち着いてきます。
- 赤みや腫れがほぼ消える
- かさぶたが自然に剥がれ落ちる
- 色が徐々に馴染んで自然になる
この時期にはかさぶたが取れることで色が一時的に薄く見える場合がありますが、最終的には落ち着いて自然な仕上がりに近づいていきます。
施術から3〜4週間ほど経つと、施術部位の状態は完全に落ち着く時期です。
ようやく本来の発色が現れ、最終的な仕上がりを確認できるようになります。
このタイミングから2回目の施術を検討します。
初回のアートメイクは色素が均一に残らないこともあるため、微妙な色味の調整や抜けた部分の修正を行うことで完成度が高まりやすいです。
ダウンタイム中の日常生活への影響
ダウンタイム中は、日常生活に一部制限がかかります。
大きな支障はありませんが、注意点を守らないと色素の定着や仕上がりに影響する可能性があります。
洗顔・入浴
施術後は、施術部位をできるだけ濡らさないことが基本です。
- 当日の入浴は避け、シャワーのみにする
- 施術後1週間は施術部位を水に濡らさない
- 洗顔は拭き取りタイプの洗顔シートを使用する
- シャワー時は施術部位をワセリンやラップで保護する
水分や蒸気による刺激は、色素の定着に影響するため注意してください。
メイク
ダウンタイム中のメイクは、以下のポイントを守りましょう。
- 施術部位のメイクは1週間控える
- 施術部位以外のメイクは当日から可能
ダウンタイム中でも症状が落ち着いていればメイク可能ですが、傷口が完全に塞がっていない場合もあります。
雑菌が入り込むと症状を悪化させる原因になるので、施術部位へのメイクは避けた方が安心です。
控えるべき行為
その他にダウンタイム中に避けたい行為の一覧です。
| 汗をかく激しい運動 | 1週間 |
| 飲酒 | 施術当日24時間 |
| サウナ・温泉・長時間入浴 | 1週間 |
| 海水浴・プール | 1週間 |
| 強い紫外線の露出 | 1週間(以降もUV対策継続が理想) |
| 美容施術 | 2週間〜1ヶ月 |
これらの行為は色素の定着を妨げたり、炎症や腫れを悪化させる原因になりかねません。
ダウンタイム中に限っては、普段の習慣であっても控えるようにしましょう。
アートメイクのダウンタイムについてのまとめ
アートメイクのダウンタイムで大切なのは、経過を焦らず待つことです。
この期間に見た目が不自然に感じられたり、不快な反応が出たとしても、肌の回復過程においては仕方のないことです。
すぐに変化を実感できないもどかしさはあるかもしれませんが、施術後1週間は安静に過ごすことを意識してみてください。
