アートメイク施術の流れ

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本記事は、医療アートメイクの臨床経験を持つ石橋 夏希が、専門的知見に基づき監修しています。

アートメイクはすべてお任せにするのではなく、アーティストとコミュニケーションを取りながら進めていくのがポイントです。
デザインや位置、色みの好みなど、納得いくまでイメージを共有するのが仕上がりを左右します。
スムーズに希望を伝えるためにも、当日の施術の流れを時系列でシミュレーションしておきましょう。

目次

アートメイクの施術の流れ

  1. 受付・初回手続き
  2. 医師による診察・問診
  3. アーティストによるカウンセリング
  4. デザイン・下書き
  5. 麻酔
  6. 施術
  7. アフターカウンセリング

クリニックによって細かな手順の違いはありますが、受付からアフターカウンセリングまではトータル2〜3時間が目安です。

特に、仕上がりに影響するデザインと施術には多くの時間が割かれます。

受付・初回の手続き

受付では、本人確認とカルテ作成のための登録を行います。

問診票(カウンセリングシート)をその場で記入することもありますが、最近では予約時にWebフォームで事前に済ませるケースがほとんどです。

記入漏れがあると施術の安全性に影響する可能性があるため、質問には正確に答えるようにしましょう。

医師による診察・問診

アートメイクは医療行為にあたるため、施術によるトラブルを未然に防ぐ医師の診察が必須です。

主に確認されること
  • 持病やアレルギー、服用中の薬の有無
  • 施術部位の肌状態(傷や炎症など)
  • 直近の美容施術履歴 など

診断の結果、医師の判断によっては当日の施術が受けられない、あるいは見送りになることもあります。

また使用する色素には微量の金属が含まれているため、金属アレルギーなどに不安がある場合はパッチテストを相談することが可能です。

アートメイクと金属アレルギーについて

カウンセリング

担当アーティストに希望のデザインや悩み、普段のメイクの雰囲気を伝えて、理想の仕上がりイメージを共有します。

施術部位や肌質によって完成までに必要な回数は個人差があるので、トータルでかかる費用のほか、気になることについての相談もこのタイミングで行います。

デザイン・下書き

カウンセリングの内容をもとに、専用のペンとコンパス(定規)を使って直接肌に仕上がりイメージを描き込んでいきます。

人間の顔は、寝ている状態と起き上がった状態では重力で皮膚の位置が変わります。

必ず起き上がって正面から見たバランスや、会話をして表情が動いた時の見え方まで細かく調整します。

下書きのデザインがそのまま施術に反映されるため、時間をかけてじっくり相談しましょう。

麻酔

施術中の痛みを軽減するために、麻酔を使用します。

クリーム状の表面麻酔が一般的ですが、クリニックによっては麻酔注射や笑気麻酔なども用意されています。

麻酔塗布から20分ほど時間を置き、十分に効いたことを確認してから施術に入ります。

触れられている感覚は残るため完全無痛ではありませんが、痛みの感じ方に合わせて量の調整や途中追加も可能です。

アートメイクの痛みについて

アートメイク施術

下書きにそって手彫りやマシンを使い分け、左右のバランスや位置、濃さ・太さなどを見ながら少しずつ色素を重ねていきます。

施術直後は腫れや赤み、定着しきれていない色素の影響で、仕上がりイメージよりも濃くはっきりと見えることがほとんどです。

1週間ほどかけて自然な色味に落ち着いていくため、直後の状態を見て過度に心配する必要はありません。

アートメイクの色について

アフターカウンセリング

最後に鏡で仕上がりを確認し、ワセリンを塗って施術部位を保護します。

また自宅でのケア方法や、ダウンタイム中の注意点(洗顔・メイクの制限など)についても説明を受けます。

施術後の過ごし方は色素の定着率(持ち)に直結するため、指示された注意事項をしっかり守ることが大切です。

アートメイク完成までの流れ

アートメイクは1回目でベースを作り、1〜3ヶ月ほど空けて2回目で微調整して完成させるのが一般的です。

1回で仕上げようと色素を濃く深く入れてしまうとデザインがにじんでしまい、不自然になるリスクが高まります。

後から色素を足すことはできても、引くこと(修正)が難しいため、時間をかけて様子を見ながら仕上げていく必要があります。

施術後の仕事や外出への影響

施術後の仕事や外出は基本的に可能ですが、特に翌日は腫れや赤みがピークを迎え、施術部位によっては腫れぼったさが目立つことがあります。

人前に出る大事な仕事やイベントがある場合は直後の予定を避けるなど、余裕を持ったスケジュール調整をおすすめします。

アートメイクを受けるための準備

アートメイクの仕上がりは施術者の技術だけでなく、当日の肌の状態や事前準備によっても左右されます。

前日のケアだけではカバーできないこともあるので、前もってコンディションを整えておく必要があります。

当日までの注意事項

  • 日焼け
  • 美容治療や美容整形
  • ピーリング効果のある化粧品
  • ティント(皮膚に着色が残るもの)
  • 施術部位の自己処理(剃る・抜く・脱色など)

肌のコンディションによっては施術ができなくなるので、施術の2週間〜1ヶ月前から避けるようにしましょう。

また当日の体調も影響するため、体調管理はもちろん、前日は十分に睡眠をとり、飲酒は控えることをおすすめします。

当日の持ち物・服装リスト

  • 普段どおりのメイク
  • なりたいイメージ写真
  • 希望部位のメイク道具
  • 首元が空いたリラックスできる服装(フード付きパーカーは避ける)
  • 帽子、サングラス、メガネ、マスク、日傘 など

これらを準備しておくことでイメージの共有がスムーズになり、施術後も人目を気にせず帰宅できます。

直後のデリケートな肌を紫外線や外気から守るためにも、顔周りをカバーできるアイテムは忘れずに持参しましょう。

まとめ

アートメイクはすぐに施術がはじまるわけではなく、納得しながら受けられるよう段階を踏んで進められます。

初めてだと不安を感じるかもしれませんが、医師の診察やカウンセリングを通して検討できる時間も十分にあります。

不安なまま進むことはないので、まずは気軽に相談するところからはじめてみてください。

話を聞きにいくだけでも可能ですか?

無料カウンセリングを利用すれば、施術前の不安や料金の相談などができます。

希望すれば当日の施術もできるので、予約時に「相談してから決めたい」と伝えておくとスムーズです。

なりたいイメージがわからないと施術は受けられませんか?

具体的なイメージが決まっていなくても、骨格や筋肉の動きを見て最適なデザインの提案を受けられます。

アーティストと相談しながらデザイン決めができるので、無理に決めていく必要はありません。

施術直後からメイクはできますか?

施術部位を避ければ、メイクは可能です。

落とす際は施術部位を濡らしたり、クレンジング剤がつかないよう注意が必要です。

石橋 夏希
医療アートメイクアーティスト / 看護師
Besecure専属の監修者です。

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