アートメイクを自然に見せるには?不自然にならないためのポイント

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本記事は、医療アートメイクの臨床経験を持つ石橋 夏希が、専門的知見に基づき監修しています。

アートメイクは、わずかな違いで顔の印象を長く左右する施術です。
そのため、どこをどのように整えるかによって、自然な仕上がりになるかが決まります。

目次

自然に見えるアートメイクとは

自然に見えるアートメイクとは、施術を受けたことがわからないほど顔立ちになじんでいる状態を指します。

メイク感を出すのではなく、あえて抜け感を残すことで、素顔に溶け込むような仕上がりに近づきます。

デザイン

自然な印象をつくるうえで、もっとも重要なのが全体のバランスです。

顔の骨格や筋肉の動き、表情のクセを踏まえ、左右の形や角度を微調整することで自然なデザインが生まれます。

テンプレート的な設計ではなく、その人の雰囲気や表情に合うよう柔らかく描くことで違和感のない仕上がりにつながります。

色味

アートメイクを自然に仕上げるには、肌の色や血色、髪、瞳のトーンに合わせて色味を調整することが欠かせません。

全体のトーンが調和していると、肌の上で色が浮かず、素顔に溶け込むような印象になります。

地毛や肌の明るさに近い色を基準にしつつ、わずかに明るめやくすみを抑えた色を選ぶことで柔らかく自然な発色になります。

アートメイクの色について

技術

自然に見える仕上がりをつくるには、色素を入れる深さや圧を丁寧にコントロールする技術が必要です。

肌の上で均一に色が広がるよう整えるとムラがなく、針の入り方や圧の強弱を調整しながら濃淡をつけてぼかすとメイク感を抑えられます。

こうした繊細な作業の積み重ねによって、主張しすぎない自然な仕上がりになります。

アートメイクの針について

不自然に見えるアートメイク

自然な仕上がりを目指しても、かえって違和感のある印象になることがあります。

不自然に見えるアートメイクにはいくつかの共通点があり、その多くはバランスの崩れたことで起こりがちです。

形が強調されすぎている

形を強調しすぎると、顔全体とのバランスが崩れて不自然な印象になりがちです。

角度やラインを過度に整えたり、完璧な左右対称を追求しすぎたりすると、表情の動きに違和感が生じます。

もともと人の顔はわずかな非対称なため、カッチリとした形に仕上げるほど不自然さが際立ってしまいます。

濃すぎる・明るすぎる

色が濃すぎたり、明るすぎる色は、顔のトーンと合わないことでアートメイクが浮いて見えます。

とくに地毛や肌のトーンよりも極端に暗い色や明るい色は、人工的につくられたような印象になりがちです。

時間の経過で色が抜ける過程でも色ムラがより目立つようになり、肌との一体感が失われて不自然に見えます。

アートメイクが濃いときの隠す方法

質感が不自然

質感がマットすぎると光を反射せず、肌の質感との差が目立ちやすいです。

とくに均一に塗りつぶしたような仕上がりは、立体感がないため貼りつけたような印象になります。

また輪郭の線がくっきりと出てしまうと、周囲との境目が際立ち、施術箇所だけが浮いて見える原因になります。

部位別に見る自然なアートメイクのポイント

同じアートメイクでも、部位によって自然に見えるかは少しずつ違います。

思い通りの仕上がりにするには、それぞれの特徴に合わせた控えめなデザインにするのがポイントです。

眉アートメイク

眉毛アートメイクは、足りない部分を少し描き足すくらいの余白を残すことが自然に見せるポイントです。

眉毛アートメイクについて

自然な仕上がり
  • まばらな部分や少ない部分だけ足す
  • 毛流れに沿った毛並みの再現
  • 骨格や表情の動きにあったデザイン など
不自然な仕上がり
  • 眉尻を伸ばしすぎる
  • 骨格を無視して眉の位置を下げすぎる
  • 眉山に角度をつけすぎる
  • 顔の形とあってないデザイン
  • 太すぎる など

リップアートメイク

リップアートメイクを自然に見せるには、もとの血色や質感を生かして柔らかく整えるくらいが良いとされています。

リップアートメイクについて

自然な仕上がり
  • 厚みや形のバランスが整っている
  • 自然な血色感・透明感を意識したカラー
  • 輪郭をぼかす など
不自然な仕上がり
  • 輪郭を超えるオーバーリップ
  • 発色の強い色
  • 人中のバランスを無視したデザイン など

アイラインアートメイク

アイラインアートメイクは、わずかな太さや角度の違いでも印象が変わりやすく、やりすぎると施術感が出やすくなります。

アイラインアートメイクについて

自然な仕上がり
  • まつげの間を埋めるように細く入れる
  • 目の形に合わせてラインの角度を調整する
  • ダークブラウンやグレーなどなじむ色選び など
不自然な仕上がり
  • 太く入れすぎる
  • 目尻を長く引く・釣り上げ(キャットアイ)
  • 直線的なデザイン
  • 濃いブラックでくっきり描きすぎる など

ヘアライン・頭皮アートメイク

ヘアライン・頭皮アートメイクは地毛の流れや色に合わせて、地肌との境目をなじませることで薄毛が目立ちにくくなります。

頭皮(生え際/ヘアライン)アートメイクについて

自然な仕上がり
  • 産毛のような細い線で毛流れを再現する
  • 地毛や肌色に自然なじむ色選び
  • 額や生え際の形・髪の密度を考慮したデザイン
  • 髪を結んでもほどいてもラインが自然 など
不自然な仕上がり
  • 塗りつぶし感
  • 際や額の形が人工的で丸すぎる・直線すぎる
  • 直線的で髪の流れに合っていない など

まとめ

アートメイクを自然に見せるポイントは、やりすぎずに余白を残すことです。

形・色・質感のすべてで入れすぎない、整えすぎない意識を持つことで、顔立ちや表情になじむ仕上がりになります。

迷った時は自分らしさを基準にすると、どの部位でも自然な印象にまとまります。

よくある質問

どのくらいの期間で自然に見えるようになりますか?

施術直後は濃く見えますが、1〜2週間ほどで色素が肌になじみ自然なトーンに落ち着きます。

不自然になってしまった場合、修正はできますか?

不自然な状態にもよりますが、アートメイクは引き算が難しい技術です。

太すぎる、濃すぎるといった場合、レーザーなど除去治療を受けてから再施術で修正する流れとなります。

アートメイクの除去について

石橋 夏希
医療アートメイクアーティスト / 看護師
Besecure専属の監修者です。

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