アートメイク後のサウナは最低1週間NG|ダメな理由と解禁のサイン

本記事は、医療アートメイクの臨床経験を持つ石橋 夏希が、専門的知見に基づき監修しています。
アートメイク後は、部位を問わずダウンタイムにあたる最低1週間はサウナNGです。
施術によってできた傷の治りには個人差があるため、期間だけでなく、実際の肌の状態も解禁を判断する目安となります。
また、施術前24時間もサウナを避けるよう注意してください。
サウナで血行が良い状態になっていると、麻酔の効きが弱まったり、施術中の出血量が増えて色素が定着しにくくなる原因になります。
アートメイク後のサウナ禁止期間
- 眉・アイライン・ヘアライン
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最低1週間(理想は2週間)
- リップ
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最低10日間〜2週間
とくにリップは針による刺激にサウナの熱刺激も加わってしまうと、免疫バランスが崩れて口唇ヘルペス再発のきっかけになることもあります。
心身に余計な負担をかけないためにも、サウナを控える期間は長めに設けるようにしましょう。
サウナ解禁を見極めるサイン
傷口の深さや治るスピードには個人差があり、表面的な傷が治ったように見えても、皮膚内部で色素が定着するまでには時間がかかります。
目安の期間が過ぎたとしても、施術部位に違和感が残っていないか確認が必要です。
- かさぶたや薄皮が自然に剥がれ落ちている
- ツッパリ感がない
- 不自然な赤みがない(自然な状態に戻っている)
気になる症状が残っている場合は自己判断でのサウナは避け、数日は様子を見るか、クリニックに相談しましょう。
アートメイク後のサウナがNGな理由
施術後のダウンタイム中は傷が治りきっておらず、色素の定着も安定していません。
この時期に大量の汗をかいたり熱刺激を受けると仕上がりに影響が出るほか、高温多湿な環境は感染症のリスクもあるためサウナはNGです。
急激な色抜け
サウナの熱によって血行や代謝が上がり、大量の汗をかくことで、皮膚に定着しきれていない不安定な色素が汗と一緒に体外へ流れ出てしまいます。
その結果、色抜けや変色、不自然なムラが生じることでデザインが崩れてしまいかねません。
また汗や湿気による皮膚のふやけや、水分蒸発による過乾燥が起きることで、かさぶたや再生中の薄皮がめくれて色素ごと剥がれ落ちる原因にもなります。
感染症リスク
治りきっていない傷口から菌が侵入すると、強い炎症を引き起こしたり、化膿したりする原因になります。
とくにサウナのような高温多湿な環境は雑菌が繁殖しやすく、ベンチやマット、タオルなどの共有物は感染源になりやすいです。
万が一重症化すると施術部位が瘢痕化して跡が残ってしまい、取り返しのつかない事態を招く可能性もゼロではありません。
サウナ以外にも避けたい温活
サウナに限らず、ダウンタイム中は体を温めすぎる行為全般に注意が必要です。
- 長風呂や高温での入浴、半身浴
- 岩盤浴、よもぎ蒸し、温泉、スパ
- スチームケア(フェイシャルスチームやホットタオルなど)
- 発熱を伴う美容機器(温熱ローラーやRF(ラジオ波)など)
これらは発汗や血行促進、毛穴の開きによって色素の定着を不安定にするため、アートメイクの状態が落ち着くまで控えましょう。
アートメイクとサウナのまとめ
アートメイクは、色素の定着が安定してはじめて完成します。
きれいな仕上がりを長く保つためにも、施術後は一時的にサウナや温活は控え、肌の状態を落ち着かせることを最優先にして過ごしましょう。
