アートメイクの肌管理マニュアル|順番を守ったスケジュールの立て方

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本記事は、医療アートメイクの臨床経験を持つ石橋 夏希が、専門的知見に基づき監修しています。

アートメイクの肌管理は、他の美容施術との順番と間隔をどう整えるかで仕上がりや持続性が大きく変わります。
回復を待たずに次の施術を重ねるとトラブルや施術効果の低下にもつながるため、順番を意識した肌管理が欠かせません。

目次

アートメイクの肌管理の順番

アートメイクの肌管理の順番では、美容施術を先に行うことが望ましいとされています。

一般的にアートメイクは通常2回で完成するため、先に肌管理を済ませておくと全体のスケジュールが組みやすいです。

IPL(光治療)・レーザー・ピーリング

IPL(光治療)・レーザー・ピーリングなどの施術は、色素の色抜けや変色リスクがあります。

アートメイクより前に行っておけば肌のコンディションが整い、色素がムラなく安定して定着しやすくなります。

逆に後から行うと色素に反応してトラブルにつながる可能性があるため、十分な間隔をあけるだけでなく、施術部位を避ける・出力を調整するなどの工夫が必要です。

アートメイクの色について

注入系注射

注入系注射は、アートメイクのデザインに影響を与える可能性があります。

ボトックスで筋肉の動きが変わったり、ヒアルロン酸で輪郭が調整されたりすると、目元や口元のバランスが不自然になることがあるためです。

先に行っておけばデザインが崩れるリスクが低くなり、その後にふたたび注入する際も注入量を調整することで大きく崩れる心配が少なくなります。

レーザー脱毛

レーザー脱毛で照射される光は黒に反応しやすいです。

アートメイクの色素にも反応してしまい、色が抜けてムラになるだけでなく、黒だけが消えると変色につながるおそれがあります。

アートメイク後でも施術は可能ですが、照射範囲を本来より狭く、アートメイク部位を外して行うため十分な効果が得られない場合があります。

美容整形

美容整形は、手術→回復期間→アートメイクの順番がおすすめです。

術後は顔の形やバランスが変わるため、先にアートメイクをしてしまうとデザインが合わなくなる可能性があります。

回復後の状態を確認してからデザインを整えることで、自然で違和感のない仕上がりにつながります。

自然なアートメイクと不自然なアートメイクについて

施術ごとの間隔

どの美容治療にもダウンタイムがあり、肌への負担が強いものほどアートメイクまでの間隔をあける必要があります。

施術間隔の目安
美容施術2週間〜1ヶ月
美容整形6ヶ月以上

ただし、回復の速さや傷の治り方には個人差があります。

医師と相談しつつ十分な間隔をあけることで、施術同士の影響を減らしてトラブルを防ぎながら計画的に進められます。

施術スケジュールの組み方

施術スケジュールを組む際は肌の状態やイベント予定を考慮し、無理のない流れを意識することが大切です。

施術スケジュールの一例
  1. 医師の診断で肌状態を確認
  2. 必要であれば美容施術を受ける
  3. 肌回復を待ってアートメイクを行う(通常2回施術)
  4. ダウンタイム終了後に美容施術を再検討

この流れを意識して進めることで、アートメイクと他の美容施術のどちらも効果を引き出しやすくなります。

間隔が短い場合に考えられるリスク

アートメイクや美容施術は、施術後の回復や経過を踏まえて進めることが欠かせません。

もし短い間隔で施術を重ねてしまうと肌へのダメージが大きくなり、思わぬトラブルにつながることがあります。

アートメイクの注意点

ダウンタイムが長引く

施術間隔が短いと肌が十分に回復しないまま新たな刺激が加わり、不快な症状が長く続きやすくなります。

  • 赤みや腫れがなかなか引かない
  • かゆみや違和感が続く
  • 乾燥や肌荒れを起こしやすいなど

このようにダウンタイム中の症状が長引くと、アートメイクや美容治療の効果が十分に発揮されないだけでなく、日常生活にも支障をきたすことがあります。

アートメイクのダウンタイムについて

感染や炎症悪化のリスク

皮膚が十分に回復しないうちに施術を重ねると小さな傷が積み重なり、そこから細菌が入りやすくなります。

  • 化膿や腫れ、痛みが強く出る
  • 発熱による体調不良
  • 感染症のリスク

感染や炎症が重症化すると長期的な肌トラブルにつながるだけでなく、施術そのものを中断せざるを得なくなる場合があります。

傷痕や仕上がり不良の可能性

十分な回復期間を取らずに施術を重ねると傷が悪化して跡が残ったり、デザインの仕上がりに不具合が出ることがあります。

  • 傷痕や隆起・凹凸が残る(ケロイド化リスク)
  • 希望通りのデザインが難しくなる
  • 修正やリタッチを繰り返す必要が出る

一度こうした問題が起きると元に戻すのは難しく、仕上がりに不満が残ったり、追加の修正が必要になるなど大きな負担につながりやすいです。

アートメイクのリタッチについて

まとめ

アートメイクの肌管理では、美容施術ごとの順番と十分な間隔を意識することが欠かせません。

ただし回復の速さや体調には個人差があるため、最終的なスケジュール調整は医師と相談して決める必要があります。

美容の希望を優先するよりも、肌の状態を基準に無理のない順番で進めることが、満足のいく仕上がりと他の施術との両立につながります。

よくある質問

アートメイクと他の施術を同じ日に受けることはできますか?

施術部位が同じ、あるいは近い場合は同じ日は避けるべきです。

部位が離れていれば同日に行えるケースもありますが、肌への負担が大きくなる可能性があるため医師に確認してもらいましょう。

アートメイク後のスキンケアはどう調整すればよいですか?

アートメイクの施術後1ヶ月は、ピーリング作用がある刺激の強いスキンケア製品の使用は控えてください。

ターンオーバーが促進されてしまい、アートメイクの色素が早く抜けてしまう原因になります。

石橋 夏希
医療アートメイクアーティスト / 看護師
Besecure専属の監修者です。

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